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●ストラディバリの秘密を非破壊検査で探る(スラッシュドット・ジャパン)
名工アントニオ・ストラディバリの手による「ストラディバリウス」は1つが数億円もすることでも有名なヴァイオリンだが、あまりに高価なため解体調査などが行えず、その音の良さの理由を調べるためにかんな屑を使って核磁気共鳴や赤外線分光で調査したこともある。それならと、今度はCTを使った調査が行われた(論文)。 ストラディバリウスを含む1700年代に作成された5挺のヴァイオリンと、近年作成された8挺のバイオリンを調査したところ、ストラディバリウスのほうが 年輪のでき方が均等であったそうだ。そのころのヨーロッパは小氷期であり、それが間接的に証明されただけともいえるが、気温が一定した環境で育った木材を 使うことができるのなら、当時のヴァイオリンが再現できるのかもしれない。
ワシらの商売道具にもその「年輪のでき方が均等」に身に覚えがある。
まずウロコひとつひとつが振動するので高級二胡となると概ねウロコのサイズが大きく、それでいてサイズが均等だ(さらに模様の出方が美しい、なんてのも高級要素なのはギターの虎目と一緒)。
ウロコひとつひとつの間は区切られていてはいるけれどそれも皮としてつながっているので、皮1枚としての振動も発生する。
そのへんとボディの木材、形状、それから弓+松脂、さらには特殊な奏法が相まってあのような雑音を極めたらこうなったっぽい響きになる。
素人が二胡を買ってきて弓を左右に動かしただけでは「いい音」にはならないのはバイオリンと同様「響かせ方のツボ」を押さえることができるかどうかで、このへんは声楽やヴォーカルと一緒である(だから美空ディバリって言うんだよ(嘘))。
だからあんまし上手くない人(響かせ方のツボがずれてる人)が弾いてもおそらくストラディバリウスとて「いい音」にはならないだろう(ストラディバリウスも現代技術でいろいろとレストアされてるらしいし)。
ただ二胡の場合ヘビ皮含めてバイオリンのように何世紀にも渡って使用されると言うことはない。弓もほぼ消耗品である。